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History

経験なし・コネなし・資金なし

~アパレル業界未経験からのショップオープン~

幼いころからオシャレをするのが大好きでした。

洋裁を教えていた経験がある母のおかげで、母の手作りの洋服やドレスを着て育ちました。

アルバムを見返すと、とても色使いが華やかな洋服や、ちょっと個性的な洋服を着ている私がいます。

─ MIYU冬の時代

 

食べることが大好きだった私はどんどん太りだし、10代後半くらいまで「おデブちゃん人生」

今の時代のように、大きなサイズで可愛い服はなく、着たい服があってもまず入らない。

服を選ぶ基準は「入るかどうか」。オシャレとは無縁な私。

クラスの子たちに「デブ・ブス」とからかわれることも

「今に見返してやる!!」
この時のハングリー精神が今に繋がる原動力です。

ある失恋がきっかけでダイエットをして成功。

今まで着られなかった可愛い洋服が着られるようになる。

オシャレするのが楽しくなり、雑誌や街行くオシャレな方を教科書にメイクや自分の魅せ方、ファッションの楽しさに目覚めていくきます。

─ それでもまだまだ自分に自信が持てなかった日々。そんな私に救世主!?

短大時代の秘書科の授業で、人前でスピーチをする・訓練をするカリキュラムがありました。
講師は元CAの女性。

私のスピーチをする姿を見て、その先生が

「自分では気づいていないようだけど、あなたには華がある。自信なさそうに下ばかり向いていないで、堂々と前を向きなさい。自分に自信を持ちなさい」と!!

初めて言われたことだったので、とても衝撃的でした。
私はそんなことはないと否定しましたが、先生が本心で言ってくださったのが凄く伝わりました。

現在においても、とても励みになっている言葉。私を前に進ませてくれた一言。
新卒就職活動時に洋服のバイヤーになりたかった!!

─ 某大手百貨店の採用試験を受け、見事採用となるものの、

  全く畑違いの損害保険会社へ入社。

百貨店を辞退した時、採用してくださった人事部の方が

「接客業やファッションに関わる才能を持っているので、事務系のお仕事はもったいない。ぜひ当百貨店に就職してほしい」

と両親に私を説得するように訪ねてこられた時はビックリ。

しかし今、アパレル業界に飛び込んでいます(笑)

損保時代の22年間は営業部所属。

個人経営者から法人経営者、大企業、中小企業…

ありとあらゆる業種の得意先を担当しました。

 

そこで多くのビジネススキルを身につけ、チームのトップに任命されるなど、ある程度の評価や地位を得ることができましたが、毎日の仕事が忙しすぎて、充実感より空虚感で毎日疲れ切った生活。

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ハードワークがたたり、とうとうドクターストップで会社を1年半休職することに。

その期間「自分の人生」について深く考えました。

一度目の結婚生活がとても地獄なような日々だったのも影響し、

「人生いつどうなるかわからない。死ぬときに悔いのない人生だった、と言いたい、好きなことを仕事にしたい」

そんな想いが日々強くなっていきます。

会社員時代から、色んな所・色んな方たちに「セレクトショップをするの夢」と言いふらしていたうようです(笑)

お店をオープンしてから、「あのとき、ずっとセレクトショップをやりたい。て夢を語ってたよね」とたくさんの方に言っていただき、そんなに色んな所で言いふらしていたんだ、と思ったくらい。

以前雑誌に掲載していただいた時も、職業「アパレル店員」と名乗っていました!全く違う職業なのに、です。

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また、ある歳の誕生日には、友人から願掛けのバースデーケーキのプレゼントをしてくれたこともありました。

退職後、念願のセレクトショップをオープン

数年かかって家族と両親を説得、会社を退職。

(近親者にお商売人が居ないこともあり家族からは反対されていました。

といっても、お店をできるあては全くなく、前職の経験を生かしたお仕事のパート勤務する毎日。

 

そんな中やり続けたこと…

自分好みのセレクトショップをネットで調べて、何店も足を運び

「お店をやりたい。でも未経験なので何でもいいので教えてください」と言って回ること!

(言えなかったショップさんもあります)

 

そこで洋服は「展示会」で仕入れることを知り、あるセレクトショップのオーナーさんのご紹介で合同展示会に行く機会を得る。

お店をオープンするあてもないのに専用名刺を作り、定期的に展示会に足を運び、そこでメーカーさんとのコネクションができ、現在の取引きに繋がる。

そして運よく、まさに奇跡的に今の物件に出会い、セレクショップ「BYOURSSON」をオープン。

先にあるように、どちらかと言うと「恵まれた」環境や状況ではなかったからこそ、色んなことに気づき出会えることができ、夢を叶えられたと感じています。

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なにか「キッカケ」があれば、

今の状況から変われるチャンスは誰にでもあると信じています。

私自身、つらいとき、周りの方たちや洋服にいっぱい助けてもらいました。
そんな私とBYOURSSON が、なにか皆様の「キッカケ」となりますように。
先述の講師のお言葉のように、私自身の発言がどなたかの力になりますように。
今より以上にオシャレも人生も楽しい毎日を過ごされるのが、私MIYUの願いでございます。

 

新しい自分を発見し、私と一緒にオシャレをすることを楽しみませんか?

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